13.FXの分散投資について

FX投資では、分散投資をする個人投資家が多いようですが、そもそも分散投資とはどのようなことを指しているのでしょうか。
読んで字の如く「投資を分散する」という意味ですが、FXでは取引の対象となるものは通貨であり、何種類かの通貨ペアが用意されています。

この中から取引の対象となる通貨ペアを選び、売買取引を行うわけですが、とくに1種類に絞って投資を行う必要はなく、2~3種類の通貨ペアを選んで取引しても構いません。
というよりも、むしろ取引の対象となる通貨ペアを数種類選んで、リスクを分散させる必要があります。

株式投資では投資の対象となる銘柄を複数で選んで取引を行う個人投資家が多く、万が一、そのうちの1社が倒産して株の価値がゼロになり、損失を出すことがあっても、他の銘柄が上場株で値動きが安定している場合は、配当金などの利益が期待されます。

FXの分散投資は、投資の対象となる通貨ペアをいくつか選んで取引を行うことによって、損失を出すリスクを軽減させることができます。
分散投資はリスク管理のひとつの手段であり、損失を最小限に食い止めるための対策となります。

分散投資を行う場合、FX投資だけではなく、株式投資や投資信託などいくつかの投資をすることによって、リスクを分散させる方法もあります。
また、取引を行う時間を分散させる方法、これも分散投資のテクニックのひとつです。

ただし、分散投資をすれば必ずしも損失をゼロに抑えることができるとは言えません。
あくまでも、FX投資におけるリスクを減らす事を目的としたものであるというとを肝に銘じておきましょう。

先ほども説明した通り、分散投資では取引を行う時間を分散させる方法があると書きましたが、これを時間分散といった呼び方をします。
もうひとつには、FXの通貨ペアを複数選んで取引を行うことによって、投資先を分散させます。
これを投資先分散といった呼び方をします。
そして、株式投資とFX投資を行うなど、何種類かの投資法と組み合わせて行うことを投資商品の分散といった呼び方をします。

一言で分散投資とはいっても、大きくこの3つの種類があることを知っておくと良いですね。
必ずしも、この3種類をすべて実践する必要はなく、好きな投資法を選び、投資の対象となる通貨ペアを複数選ぶなど、自分で出来る範囲で構いません。

FX投資で、分散投資を行う場合は、まずは2~3種類の通貨ペアを選び、できるだけ通貨の値動きの特徴が異なるタイプのものを上手に選ぶと良いですね。
高金利通貨と呼ばれる豪ドルやニュージーランドドルとのクロス円で取引をすれば、スワップポイントによる利益としてインカムゲインが期待されますが、高金利通貨は流通料が少なく値動きが激しい特徴があり、ともすれば大きな損失を生み出す可能性もあります。

そこで、値動きの安定した米ドルと日本円といった通貨ペアを選び、なおかつ高金利通貨でペアを組んで取引するなど、特徴の異なる通貨ペアを選んでおくと良いですね。
ただし、分散投資をすれば安心ということではなく、レバレッジのかけ方や取引単位など、少額資金での投資を心がけることを忘れずに。

分散投資でもうひとつ注意しなければならないのは、とにもかくにも投資の対象を分散させれば良いと思い、あれもこれもと通貨ペアをたくさん選んで取引しても、あまり意味がありません。
もちろん複数の通貨ペアを選んで取引をするのは良いのですが、各国の通貨の値動きの傾向などをつかむ必要があるため、取引の対象をむやみに広げてしまうと、その分、情報を収集するのに手間がかかってしまうこともあります。
取引の対象となる通貨ペアが増えてしまうと、かえってリスク管理がしづらくなる可能性もありますので、ほどほどにしましょう。

文責:FX魂 執筆者マコ

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