15.FXのキャピタルゲインとインカムゲイン

投資に関する専門用語として、ぜひ覚えておきたいのがキャピタルゲイン、そしてもうひとつにはインカムゲインがあります。
株式投資では、株の売却益のことをキャピタルゲインと言い、株を買った時よりも株価が高くなった時に売却することによって、利益が得られます。

株式投資のインカムゲインとは、配当金や株主優待などのことを指しており、とくに株の売買取引に関係なく、株を持っておくだけで得られる利益や特典のことを指しています。
それでは、FX投資においてキャピタルゲインとインカムゲインは、どのような感じなのでしょうか。

FX投資においてのキャピタルゲインは、為替差益によって得られる利益のことを指しており、通貨の売買取引によって得られる利益となります。
FXでは、株式投資よりも頻繁に売買取引を行うのが一般的であり、1日のうちに複数回に渡り取引を行うデイトレードでは、でほんの数分間、数時間にも通貨の価格がみるみるうちに変動します。

海外の通貨の種類によっては、短い間にも値動きが激しくなる通貨もありますが、比較的緩やかな通貨もあります。
FX投資自体が、為替差益を狙って取引をするものなので、インカムゲインよりもキャピタルゲインを期待して、取引をする個人投資家が多いようです。

キャピタルゲインとインカムゲイン、この2つのFX投資の専門用語は、セットで覚えておくと良いですね。
FX以外にも株式投資や不動産投資などでよく使われる言葉です。
ちなみに、不動産投資におけるキャピタルゲインとは、投資の対象となるマンションやアパートなどの物件を購入した時の価格よりも高くなった時に売却することによって得られる利益です。
不動産投資でのインカムゲインとは、マンションやアパートの経営者となり、入居社から得られる月々の家賃収入です。

それでは、FX投資においてインカムゲインとは、どのようなものを指しているのでしょうか。
FX投資では、キャピタルゲインを狙う個人投資家が多いと言われていますが、その一方でインカムゲインを期待する人もいます。

FX投資においてインカムゲインとは、為替差益以外の利益のことを指しており、おもにスワップポイントで得られる利益のことを言います。
FXでは異なる二国間の通貨ペアで取引をしますが、これによってスワップポイントが発生します。

FX投資家の中には、頻繁に取引をしてキャピタルゲインを狙うよりは、スワップポイントによるインカムゲインを狙う人もいるようです。
または、その両方とも狙って取引をする個人投資家もいると思います。

FX投資でインカムゲインについて理解するためには、これと合わせてスワップポイントについて知っておくと良いですね。
スワップポイントとは、金利が高い通貨の利息から金利の安い通貨の利息を差し引いた数字のことを言います。

通貨ペアを選んで取引を行うのに、2種類の通貨がありますが、どちらかが金利が高くなり、もう一方の通貨は金利が低くなっています。
この金利差によって利益が得られる、これがFXのインカムゲインの特徴です。

豪ドルやニュージーランドドル、南アランドなどの通貨が高金利通貨と呼ばれているのに対して、日本円は低金利通貨と言っても良いほどです。
銀行にお金を預けて普通預金や定期預金をしても低金利なので、数年間預けても元本とほとんど変わりません。

貯金をしてもお金が増える見込みは薄く、日本円の金利は下がりっぱなしですが、FXでは海外の通貨と日本円を組み合わせて取引を行うことで、大きな金利差が出てきます。
金利差が大きいほど、スワップポイントを狙いやすいので、インカムゲインによる利益が得られるというわけですね。

とくにFXの初心者には、頻繁に取引をしてキャピタルゲインを狙うよりは、クロス円での通貨ペアでインカムゲインを狙ったほうが、取引を有利にする可能性が高いようです。

文責:FX魂 執筆者マコ

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