17.FX投資の順張りと逆張りについて

FX投資の専門用語のひとつとして、順張りと逆張りという言葉の意味を理解しておくと良いでしょう。
株式投資では、株式を買う取引から始まり、株価が上昇したタイミングで株を売る取引をしますが、FX投資では、通貨の売りと買いの取引、そのどちらからでも入れるのが特徴です。

順張りのことを英語で「market follower」と言い、トレンドに沿って通貨の買いと売りの取引を行うことを意味します。
簡単にわかりやすく言えば、為替相場が上昇傾向にあるタイミングで通貨を買う取引をする、または為替相場が下降するタイミングで通貨の売りの取引をすることによって、順張りの取引が成立することになります。

ごく普通に考えると、海外の通貨の価格が安い時に買って、その時よりも高くなった時に売る取引、これが一般的なのですが、この順張りはFX投資家の初心者よりも、ある程度の投資の経験がある人によく使われる手法です。

とくに、順張りによるFXの取引を初心者や経験の浅い投資家が無理に行う必要はありませんが、FX投資のひとつの専門用語として知っておくと良いでしょう。
順張りは、投資のブロフェッショナルによく使われる手法であり、あえてこのような取引を行うことによって、トレンドの流れに逆らうことなく、為替相場の動向にまかせて自然な流れでの取引ができるようになると言われています。

もうひとつ、知っておきたいのが逆張りという言葉ですが、英語ではこれを「contrarian」という言葉で表現します。
逆張りでは、為替相場が上昇している時に通貨の売りの取引をする、為替相場が下降したタイミングで通貨の買いの取引を行います。

さきほどご説明した順張りでは、トレンドの流れに沿った取引でしたが、逆張りではトレンドとは反対の方向での取引となります。
逆張りでの取引を行うおもな目的は、為替相場が行きすぎた時の反対を狙うことであり、為替相場の動向に左右されずに取引を行うことで、うまくいけば下降気味のトレンドから上昇トレンドに流れが変わる可能性もあります。

ただし、逆張りのデメリットを挙げると、ともすれば損失が拡大するリスクがあることです。
そのようなことから見ても、FX投資の初心者が、逆張りの取引をするケースは極めて少なく、FX投資の経験者にとってもハードルの高い取引の手法だと言われていますが、ひとつの専門用語としてその言葉の意味を知っておくと良いでしょう。
単純に、順張りと逆張りは反対語・対義語だということだけでも知っておくと良いと思います。

あえてFX投資の初心者や経験の浅い人が、順張りまたは逆張りのいずれかの取引にチャレンジするとしたら、順張りのほうが投資家の資金の安全性を考えると、順張りのほうが向いているようです。
順張りで地道にコツコツと売買取引を行うことで、少しずつでも利益が上がる可能性もあります。
逆張りの手法で取引を行う場合、大きな利益が狙えるチャンスがある反面、損失を拡大させるリスクが高く、ハイリターン・ハイリスクの取引になる可能性が大きいのです。

しかし、順張りだからといって、必ずしもローリターン・ローリスクの取引だとは言えません。
取引の仕方によっては、高いリスクをともなう可能性もありますので、素人判断での取引は避けておきたいものです。
順張りにしても、逆張りにしても、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析を上手に活用して、通貨の値動きをくまなくチェックして、冷静な判断力と分析力を養う必要があります。

FX投資の初心者は、まずは少額投資で無理のない取引を心がけてレバレッジを低くすること、取引の経験が浅いうちから難易度の高い取引には手を出さないように心がけておくことです。

文責:FX魂 執筆者マコ

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