33.為替相場とインフレとデフレの関係とは

FX投資を行う上で、日本円と米ドルとの関係を知ることはもちろん、為替相場に関する基地指揮として、インフレとデフレについても十分に理解する必要があります。

インフレやデフレという言葉を頻繁に耳にすることはあっても、どのような現象のことを指しているのか、意外に知らない人も多いのではないでしょうか。
インフレデフレは、FX投資とも深い関わりがあり、為替相場にも強い影響を及ぼしています。

インフレとは正しくはインフレーションと言い、英語で「Inflation」と表記します。
そもそもインフレとは物価が上がる状態が続くことを指しており、もっとわかりやすく言えば商品やサービスを提供するのに、価格が高くなる減少のことを言います。

商品やサービスの価格が高くなるということは、これまで安く買っていた品物や安い価格で利用していたサービスについて、もっと高い価格になるわけですから、その分、価格が高くなることを示しています。
たとえば、スーパーで野菜や果物の価格が急に上がることがありますが、台風などの影響で収穫された野菜や果物が少なくなり、価格が急に高騰することもあります。
しかし、いつまでもそのような状態が続くわけではなく、しばらくすればまた元に戻るのが普通です。
インフレとは、お金の価値が下がり、商品やサービスの価値が高くなり、値上がりする状態が2年以上継続することを指すのが一般的です。

デフレは簡単に言えば、インフレとは真逆の状態であり、商品やサービスの価格が安くなることによってその価値が下がることを指します。
これまで八百屋やスーパーでキャベツが高い時期が続き、1個200円で販売されていたのが100円になった場合、品物としての価値は下がったものとみられ。
品物に対してのお金の価値が上がることになります。

商品やサービスなどの価格が下がり、お金の価値が上がる状態が2年以上継続することをデフレと言い、正式にはデフレーション (Deflation) と言います。
インフレとデフレについては、だいたいおわかりだと思いますが、FXとの関係についてはどのような感じなのでしょうか。

流通するお金の量が大幅に増えてしまうと、その通貨の流通量は高くなりますが、それによって通貨としての価値が下がってしまうことになります。
とくに、流通量が大幅に増えることによって、インフレが起こりやすくなり、反対に通貨の流通量が少なければデフレを招きやすいと言われています。

FX投資では、デイトレードやスイングトレードのように短期型投資をする人が多く、短期間のうちに頻繁に取引をしてキャピタルゲインを狙う人も多いのですが、中には長期型で投資をする人もいるようです。
長期間でFX投資を行う場合は、やはりインフレやデフレの状況について日本国内の状況はもちろん、海外の状況なども把握しておくと良いですね。

インフレやデフレの状況は、為替相場にも大きな影響を及ぼすこともあるので、取引の対象となる通貨ペアについては、その国の経済的な状況について情報リサーチをする必要が出てきます。
とくに米ドルと日本円での通貨ペアで取引を行う場合、インフレになるかデフレになるかによって、円高ドル安、または円安ドル高になるか、その動向が変わってくることもありますので、しっかりとした分析力を持ち、冷静な判断力を持って慎重に取引を行うことです。

インフレになるとFX投資にどのように影響するのか気になるところですが、物価が上がってインフレになると、金利が上昇する傾向にあります。
FX投資では通貨ペアを組んで金利差によってインカムゲインによる利益が期待されるわけですから、日本円や海外の通貨の金利に変動があれば、取引にも大きく影響するものと考えられます。

文責:FX魂 執筆者マコ

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