5.FXのリスク管理について

FX投資を始める前に、取引によって起こりうるさまざまなリスクを回避するために、しっかりとした対策をとっておかなければなりません。
どのような投資を行うにしても、必ずリスクとリターンは背中合わせであることを肝に銘じておきましょう。

FXの取引によって起こりうるあらゆるリスクを想定して、損失を最小限に食い止めるための対策、それがFXのリスク管理です。

●FX投資のリスクを抑えるには計画を立てて取引を行い反省点を見つけること

FX投資の初心者は、無理な取引をしないように心がけることはもちろん、投資によって起こりうるリスクを想定しておかなければなりません。
ただなんとなく思いついて取引をしてそのままにするのではなく、取引を行う前にどれくらいの資金で投資をするのか、どの通貨ペアを選ぶのか、しっかりとした計画を立てることです。

取引をした後は、自分なりに反省点を見つけて、次の取引に活かすことです。
取引に1度失敗したら、2度同じ失敗は繰り返さないように注意すること。
そのためには、取引した内容について反省点を見つけて、悪いことは繰り返さないようにすることです。

 

●分散投資でリスク管理

株式投資をする場合は、取引の対象となる銘柄を1つに絞るのではなく、2つ以上複数で取引することによって、リスク管理をすることができます。
FXでは、取引の対象となる通貨ペアを1種類に絞って取引するのではなく、2種類以上の通貨ペアを選ぶことによって、リスク管理ができます。

投資の対象となるものを複数にすることを分散投資といい、分散投資によってリスクを分散させる効果が期待されます。

ただし、FXの通貨ペアの選び方として、値動きの特徴がよく似たものではなく、特徴が異なるタイプのものを選ぶことをおすすめします。
たとえば、日本円と豪ドル、日本円とニュージーランドドルで取引をする場合、豪ドルとニュージーランドドルは、ともに値動きの動向がよく似ているので分散投資には向いていません。

分散投資は、投資の対象となる通貨ペアを複数にするだけではなく、取引を行う時間を分散させる方法もあります。
FXは、デイトレードやスイングトレードなど、短期型、または中期型の投資とよく言われていますが、いくつかの通貨ペアを選んでおいて、その中のひとつの通貨ペアはデイトレード、その他の通貨はスイングトレードで取引をするなど、取引のタイプをいくつかに区分しておくのも良いですね。

また、FX投資だけではなく、株式投資や投資信託など、いくつかの投資の手段を組み合わせて行う、これも分散投資の一種です。
FXは短期型投資にして、株式投資では長期型投資をするなど、それぞれの投資に合わせて取引スタイルを決めると良いでしょう。

 

●レバレッジの設定によるリスク管理

FX投資では、FX会社に証拠金を預けてから通貨ペアを選定して、レバレッジを何杯にするか設定してから実際の取引に入ります。
レバレッジを高く設定することによって、大きな利益が得られる可能性がある反面、大きな損失を出すリスクがありますので、取引の経験の有無に関係なく、レバレッジは小さめに設定して無理のない取引を行うことです。

中には、FX初心者がレバレッジを10倍にして取引するケースもありますが、3倍~5倍程度にとどめておきましょう。
FXは、他の投資とは違い、少額資金で小さな取引でも大きな取引でもできる野ですが、投資家の資金を守るためにもレバレッジを低く設定するように心がけておきたいものです。

 

●損切りをどのラインにするか決めること

投資家の資金を守るためのリスク管理の方法として、損切りのラインをどこにするか、自分で決めることです。
実際の取引に入る前に、気になる通貨ペアがあれば、チャート分析を入念に行い、値動きの傾向について把握しておくと良いでしょう。
そして、損切りをどのラインにするのか、自分でしっかりと線引きをしておくことです。

文責:FX魂 執筆者マコ

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